Djangoの開発環境をDockerで構築した後の初期設定
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Djangoでアプリを開発し始める際の初期設定をまとめていきます。
環境構築方法は、以下の記事を参照ください。
✓目次
- アプリの作成
- settings.pyファイルに作成したアプリを記述する
- settings.pyファイルに.htmlファイルの配置場所を記述する
- プロジェクトのurls.pyにアプリのurls.pyファイルへのルーティングを記述する
- アプリにurls.pyファイルを作成する
- アプリのurls.pyにURLパスを設定
- views.pyファイルに関数を定義
- templatesに.htmlファイルを作成
- localhost:8000/signupにアクセスする
- まとめ
アプリの作成
ここで言う「アプリ」というのは、一般的にいうスマホアプリとかWebアプリのことではありません。
Djangoが機能として備えているアプリです。
Djangoの構造は大きく分けて、プロジェクトとアプリという要素に分けられます。
ざっくりいうと、プロジェクトはそれぞれのアプリを統括する役割。
アプリは、個々の機能部という分担です。
環境構築の段階でプロジェクトは作成済なので、以下のコマンドでアプリを作成します。
1 | docker-compose exec web python manage.py startapp hogehogeapp |
これでhogehogeapp
というフォルダと各種ファイルが生成されます。
プロジェクトとアプリに分けると機能を分割できるので、ごちゃごちゃにならなくて済むよ。複数人で開発する際も、データへのアクセスが分離されてカオスにならなくて済むね!
settings.pyファイルに作成したアプリを記述する
settings.pyファイルはプロジェクトフォルダ配下にあります。このファイルに、先程作成したhogehogeappというのを記述し、プロジェクトにアプリの存在を認識させます。
1 | INSTALLED_APPS = [ |
「INSTALLED_APPS」というのは、Djangoにおけるアプリケーションを意味しているんだね。adminと書かれているものは管理画面でauthは認証だよ。
settings.pyファイルに.htmlファイルの配置場所を記述する
まずは、manage.py
ファイルというファイルと同じ階層にtemplates
という空のフォルダを作成します。
次にsettings.py
ファイルのTEMPLATES
のDIRS
にBASE_DIR / 'templates'
と記述
1 | TEMPLATES = [ |
プロジェクトのurls.pyにアプリのurls.pyファイルへのルーティングを記述する
ブラウザなどから送られるHTTPリクエストは、プロジェクトのurls.pyが受け取ります。
プロジェクトのurls.pyファイルは、受け取ったリクエストURLの文字列(リソースパス)を識別して、どのアプリのurls.pyファイルに送ればよいか振り分けます。
ここでは、いかなるURLリクエストにおいてもhogehogeapp
のurls.pyファイルの定義に従う記述にしておきます。
1 | from django.contrib import admin |
アプリにurls.pyファイルを作成する
作成したhogehogeappフォルダにはデフォルトでurls.py
が存在しません。
なので新規にurls.py
を作成します。コードはプロジェクトのurls.pyファイルのコードをコピペして以下のように編集します。
1 | from django.contrib import admin |
アプリのurls.pyにURLパスを設定
adminのpathは削除して、任意のURLパスを設定します。今回はsignup/
というパスを作成します。
合わせて、これから作成するsignupfunc
という関数も記述。
1 | from django.contrib import admin |
views.pyファイルに関数を定義
signupfunc
関数を記述します。
render
というのは、HTTPレスポンスオブジェクトをs買う制するモジュールです。
render
は引数と3つ必要とします。
request
: リクエストそのもの'.html'
: templatesに作成したhtmlファイル'{ }'
: モデルのデータ or 任意に指定したデータ
1 | from django.shortcuts import render |
templatesに.htmlファイルを作成
前に作成したtemplates
フォルダに、views.py
ファイルに記述したsignup.htmo
ファイルを作成する。
適当に「hello world!」とでも書いておきましょう。
1 | hello world! |
localhost:8000/signupにアクセスする
ブラウザでlocalhost:8000/signup
にアクセスして、以下のような画面が出てくれがOKです。
まとめ
本記事では、「Djangoの開発環境をDockerで構築した後の初期設定」というテーマでまとめました。
早速DjangoでWebアプリを開発していきましょう。
これから本格的にプログラミングを学んでいく方向けに、おすすめのプログラミングスクール・教材を記事にまとめてますので、よろしければ以下の記事も見ていってください。
>> 【厳選4つ】未経験におすすめのプログラミングスクール・教材! - omathin blog
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