マジメすぎると不幸になる話

マジメすぎると不幸になる話

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仕事はまじめに取り組まずにふざけたほうが成果も出るし評価も高くなる仕組みをご存じですか?

研究結果に基づき、まじめにきっちり仕事をせずに遊び心を持って仕事をするほうが良いことが分かりました。

何のために仕事をしているのか?という疑問に対する答えが見つかるかもしれません。

目次

仕事は何のためにするのでしょうか?

メンタリストDaiGoさんもYoutubeの中で以下のように述べています。

そもそも、仕事は何のためにしてますか?
お金を稼ぐためですか?
お金を稼ぐのは何のためですか?
生きるためですか?
生きるのって何のためですか?
幸せになるためですよね。
楽しく生きたいからみんな頑張っているわけですよね。不幸になるために頑張る人はいませんよね。
でもこれってみんな見失うんです。
私、講演会に呼ばれたりするときに、社長の人とかいっぱいいるんですが、よく聞く質問があるんですよ。
「なんで起業したんですか?」って。
するとですね、面白いことに、答えられない人が多いんですよ
「お金が欲しいから」「成功したいから」って答える人がいるんですけど、「既にお金持ってるじゃないですか。成功してるじゃないですか。何が不満なんですか?」って聞きかえすんです。一見成功している人が幸せなのかというと必ずしもそうではなく漠然とした不安を抱えているんですね。

「何のために仕事をしているのか」という問いに対して、「生活のため」、とか、「仕事をするのは当たり前」というふうに、漠然と何気なく日常を過ごしている人は結構おおいのかな、と思います。

お金があって地位もある人が必ずしも幸せなのかというと、そうでもないな、と思う部分もありますしね。

結局、お金を稼ぐのも、仕事をするのも、幸せな状態でないと意味がないということだと改めて感じさせられます。

では、幸福になるためには何が必要なのでしょう、というのを調べてくれたのがチューリッヒ大学の研究なのです。

Playfulness over the lifespan and its relation to happiness: results from an online survey. - PubMed - NCBI
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23982439

研究内容と結果

18歳~92最までのドイツ人4100名を対象にしたもので、全員にオンラインでアンケートを実施して、遊び心(Playfulness)が、幸福度に与える還元度を研究したものです。

要するに仕事でも人生でも遊び心を持って、悪い言い方するとふざけて生きている人と、まじめに生きている人とどっちの方が幸せなの?

という研究なんです。

遊び心の定義ですが、「ふざける」と述べましたがすべてを適当にやるというわけではないです。

例えば、自分が苦しい状況、まじめにやらなくちゃいけない状況、緊張している状況でも、周りに楽しさをふりまいたり、ユーモアを周りに与えたり、ということができるかどうか。目の前で起こっていることをいろんな視点で見て、面白さをもって、それを解釈することができるかどうか、ということです。

上手い突込みをいれたりとか、ちょっとぼけてみて周りから突っ込みが入る、みたいなユーモラスに会話ができる人っているじゃないですか。

一方で、上司の言うことを全部真に受けちゃったりとか、人に面白いことを言ったり冗談を言ったりすることをはばかるような人とか、仕事の時に冗談を絶対に言わない人、バカ話しないと決めちゃっている人とかいますよね。

それに対して遊び心がある人がどう影響を与えるかを調べたんですね。

結果として何が分かったかというと、遊び心をあらゆる場面で考えられる感覚は、すべての年齢に対してポジティブな体験を増やす、という効果が判明しました。

つまり、普段からユーモアをふりまいている人とか、ちょっと物事を嫌味にならない程度、反感を買わない程度でちゃかしたりとかができる人は、ポジティブな体験が増えたんですね。

つまり幸せになったということです。

ユーモアは才能ではない

ポイントは、ただユーモアを秘めている、だけではダメなんです。

少しでも良いから表に出す、というのが大事、とのことです。

笑いのセンスが必要というわけではなく、「茶目っ気があるなぁ」、とか、「遊び心があるなぁ」、というのを表現することが幸福感をあげる、ということなんです。

才能ではない、ということなんですね。

遊び心でを持って、ちょっとしたことを楽しむ、という姿勢が大事、という理解で良いと思います。

まとめ

  • 「何のために仕事をするのか」の答えは、「幸せに生きるため」。今、自分は幸せだろうか。仕事で不幸になっていないだろうか、というのを自問自答してみるといいかもしれない。

  • 仕事はまじめにやりすぎない。ちょっとしたことでもいいから遊び心を持つことが大事。

  • 遊び心を持てることは才能ではない。ちょっとしたことを表現するだけでOK。


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遊び心を持てるようになれるには、自分のできることや引き出しを増やすことではないでしょうか。「本が苦手」、「毎日が忙しい」という方は、私も普段から取り組んでいるオンライン学習がおすすめです。プログラミングを例に、以下に記事をまとめているので、興味があれば読んでみてください。


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参考


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